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兵庫県の香住に大乗寺というお寺があります。 ここは円山応挙と弟子で描いた障壁画165面があり応挙寺と呼ばれています。 このお寺のかつての住職が京都で修行中の応挙を見つけ、才能を伸ばす為の援助をしていました。応挙が晩年の頃、大乗寺の改築を知って弟子と共に障壁画を描くことで恩返しをしました。 寺内部は菩薩像がある部屋のまわりを客殿が取囲んでいます。そのため応挙は曼荼羅世界を空間的に再現できると考え、仏間を中心に絵の題材を決めていきました。また部屋の襖を開けても、隣接する部屋の絵と絵が自然に繋がるよう工夫しました。この感じは現場で確認しないと分かりづらいかと思います。 ただ・・どうも今、お寺で公開されている障壁画は保存の為にどれもレプリカに換えられているという話もあり、自分が観たものは、もう肉筆画ではないかも知れません。かなり疑って観察したのですが、箔あしや剥れなどリアルで本物以上・・なにか最新の印刷技術みたいなものかも知れません。その辺の説明はお寺で一切ありませんでしたが、何だか聞くのは野暮臭い気がして確かめませんでした。 とは言え、行く価値はあります。。「孔雀の間」で制作の大きなヒントを見つけることができました。 豊岡から車だと1時間以上はかかる場所、日本海を見ながらのドライブもいいです・・ |
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